尿もれ

医学

どうも、管理人のYUKIです。本日のラインナップです。

まえがき

今回は尿もれに照準をあててお話をしていこうかと思います。男女問わず、この尿もれって多いですよねぇ。

特に産後の女性はみなさん、一過性にせよ、持続性にせよ尿もれを経験しているのではないのでしょうか?

尿もれ、医学では尿失禁といいますが、ひとえに”尿失禁”といっても色々なタイプの尿失禁があり、それぞれに治し方が違うので注意が必要です。

それぞれの尿失禁について、特徴や治療法など見ていきましょう。

それではいってみましょう!

腹圧性(ふくあつせい)尿失禁

尿意はないけど動くと漏れちゃうというのがこの腹圧性尿失禁というもの。

子供を産んでから大なり小なり尿もれするようになった、なんてよく耳にします。年々ひどくなっているなんてことも。

子どもと一緒にかけっこ、縄跳びなんてすると自分の意思とは関係なしにピッ、ピッっと漏れちゃうので一緒におもいっきり遊べないなんてお母さんおおいのではないでしょうか!?

これは、腹圧性尿失禁といわれる状態で咳、くしゃみ、ジャンプなどおなかに力がはいるとおしっこがしたいと思わなくとも尿が漏れる病態をいいます。

程度も軽度から重度までまちまちです。

切迫性(せっぱくせい)尿失禁

それまでなかった尿意が突然襲ってきて、1分1秒我慢できないような強い尿意こらえるのが難しく漏れてしまう状態です。本人の意思ではコントロールが非常に困難かつ苦痛です。

混合性(こんごうせい)尿失禁

上記の腹圧性尿失禁切迫性尿失禁合わせもった状態をいいます。

機能性尿失禁(きのうせい)・溢流性尿失禁(いつりゅうせい)

機能性尿失禁

これは例えば腰痛や膝関節症などの痛みで歩行速度が極端に下がり、尿意をもよおしてトイレに行こうとするんだけれどトイレまでたどり着くまでに時間がかかりその前に漏れてしまうというもの。

すたすた歩けていれば漏らさずにトイレで排尿できるといった状態です。

溢流性尿失禁(いつりゅうせいにょうしっきん)

何らかの理由で尿の排出困難があって、膀胱の中は尿でつねに充満状態(残尿が多い状態)。

腎臓で作られた尿は膀胱に向かって運ばれてきますが、おしっこが出しにくいので膀胱はすでに満員の状態。

そうするとあとは尿の逃げ道は否応なしに尿道をつたって外へでるしかなく、持続的にだらだらと溢れ出ていくしかないといった状態。これを溢流性尿失禁と呼んでます。

ちなみに膀胱へ運ばれた尿の逃げ道は尿道だけではなく運ばれてきた尿管を再度逆流するように腎臓にむかってのぼっていきます。

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