電子レンジによる加熱が要注意な理由!食中毒を防ぐ調理法は?ザ!世界仰天ニュース

どうも、管理人のYUKIです。
日ごろよく使う電子レンジ。食あたりに気を付けるために、ちょっと使い方に気をつけましょう!
本日のラインナップは以下の通りです。

まえがき

10月14日火曜日 ザ!世界仰天ニュースのTV紹介欄に

『冷凍のエノキタケを毎日食べたら激しい腹痛と嘔吐で救急搬送!電子レンジで温める時にやりがちなミスが原因』

と書いてあるのが目につきました。やりがちなミスとは?が気になります。

そんなわけで、電子レンジ調理に関しての注意点や、正しい調理法・利用法、などについて調べてみました。

それではみなさんと一緒に供覧していきたいと思います。

電子レンジの落とし穴

私たちの日常ではよく使われる電子レンジ。なんでも冷えたものをすぐに温めてくれる優れもの。

でも、電子レンジは便利で、どこか『加熱=安全』という固定概念がありませんか?

食べ物を ”電子レンジでチン”、略して ”レンチン”。

レンチンして加熱しているから食材の細菌やウイルスは死滅しているだろうと思い込んでませんか?

レンチンをして食べ物を加熱しても食中毒が起こることがあります。

理由として、

一つに加熱ムラがあげられます。

均一に熱が食材全体に伝わらないことがあげられます。

特に肉類、冷凍食品、、詰め物入り食品では中心部の加熱不足に陥りやすい傾向にあり、その結果サルモネラ菌、カンピロバクター、リステリア菌などが生き残る可能性が出てくるといいます。

さらに、加熱時間の不足です。

勿論、W(ワット)数や食料の形状や量も関係します。

表面上だけ加熱されても内部の方が十分に加熱されてないことがあればやはり食中毒の原因となってしまいます。

それらを踏まえて、電子レンジによる加熱の際の注意点

食中毒予防のポイント 食べ物の中心部までアッツアッツになるまで加熱すること

ですね!

食中毒予防の電子レンジ使用法

食中毒予防のためには前述のとおり、食べ物の中心部までしっかりと加熱することでした。

それには

かたまっている食材であれば加熱する前にいったんバラしてからにする。
加熱途中で食材をひっくり返す
かき混ぜる


などのひと工夫が必要かと思います。

また、当然のことですが、電子レンジの庫内が汚れていることは多々あり、使用後はきれいに汚れを拭き取ておくことも大事かと思われます。

加熱しても死滅しない菌あり!!

そうなんです!ほとんどの菌は加熱すれば死滅するのですが、熱に強い食中毒菌がいます。それが、

ウェルシュ菌セレウス菌

です。これらは非常にずるがしこい輩でして、自分たちが生息するのに適さない環境に身をおくと ”芽胞(がほう)” といういわゆる鎧(よろい)みたいなものを身にまとって、休眠状態になり、生き延び、適した環境になった時に鎧をはずして増殖するという、やっかいな菌なのです。

具体的にはウェルシュ菌は芽胞という鎧によって、100℃で1~3時間の加熱に耐えセレウス菌100℃で30分の加熱に耐えられます。

ウェルシュ菌は主にカレーやシチューなど煮込み料理

で、

セレウス菌ご飯や麺類

が有名で、注意が必要です。

対策としては調理したらなるべく早めに冷却・保存し菌の増殖を抑えること。作り置きの食品は、小分けにして冷蔵庫に速やかにいれ、再加熱のときは十分に加熱してからはやめに食べることです。

以上電子レンジ加熱に関する注意点や熱に強い食中毒菌とその対策についてでした。

仰天ニュースではエノキタケのレンチン調理後の食中毒症状にまつわるお話だと思われます。日常生活で利用するときは上記の点に注意しながらおいしく食材をいただきましょう。

それでは最後までありがとうございました。

チャオ!

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